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しきみ書房の追体験記録
~店主白筆と奇怪な賓客~
樒白筆
しきみ書房について

終電の電車から降り改札を抜け出入り口から外に出ると見慣れた背景が視界に移る、真っ暗の喫茶店に遠くに見えるコインランドリー、ぶっちゃけ行ったことはないがいつもそこにあることだけは把握している。二輪駐車場の横にある自販機でコーヒーを買うとホットを買ったというのに出てきたのは冷たいコーヒーだった。正直買ったものが出てこなかっただけでコーヒーを飲めることはありがたいとは思うが疲労した身には苛立ちを隠せない。乾いた喉をコーヒーで潤し乾いた空気に身を進める。足が重たい、温度なんて感じていないのにコンクリートから冷たさが伝わってくる。子供のころ素足で外を走り回るなんて馬鹿なことをした帰り道からそんな温度が伝わってくるのかもしれない、もしくは道に落ちた小銭を拾うために手を伸ばしたのが理由か、要はコンクリートが冷たいと知覚しているからそう決めつけているのだろう。今日はかなり疲れているのかもしれない。ぼうっと下を向いて歩いているといつも通る道を通り過ぎてしまい一本内側にある道まで歩いて行ってしまった、どうせそこを抜ければいつも通る道に出るからいいだろう、そう思いながら初めて見る長年住んでいる道を見上げると初めて見る明かりの灯る店が視界に入る。重たい足を引きずりながら店の前まで足を運ぶとそこには古臭い本や見たことのない本がたくさんあった。時代に合わないようなくすんだ木材で出来た建物に古びた看板、そこには「しきみ書房」と書かれていた。

Name:樒 白筆(しきみまひつ)
Birth:1997 4/24
Age:27
Height:176cm
Waight:60
Blood:B
元々魔界に住んでいたキメラで今は人間界で書房の店主をしている。魔界にいた頃は魔法使いをしており師匠を引き継ぐかのように書房の店主となった。元は吸血鬼の家系であり、とある事件をきっかけにキメラとなり魔王への反発のため人間界へ追放された。心無い思考や論理的思考を得意としており、自由奔放な性格をしていることから味方からドン引かれることもよくあり、だがやるときはやるということは徹底しているためなんだかんだ頼りにはされる。趣味が多いことから器用な一面もあり、料理や武器の生成、カスタマイズも得意としている。可愛いものと甘いものが好きでひねくれえており無難や安定を嫌っている。
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